※注文番号【H1000000XXXXX】は、追跡番号とは異なります。定刊誌・書籍の配送状況は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
価格¥7,000
「民族」に基づく植民地統治を用意したのは、どのような学問だったのか。伊波普猷が生んだ〈沖縄学〉の分析を通して明らかにする。ミッシェル・フーコーによるエピステモロジーと「知と権力」のアプローチを援用し、伊波普猷の〈沖縄学〉の認識論的条件を問う。そこで明らかになるのは、近代日本における〈民族〉、つまり集合的生命・身体を対象にする人間諸科学という学問の近代日本における成立と変遷、そしてそれが日本の帝国化と植民地政策に与えた意味である。
カートに追加されました。
出版社からのコメント
「民族」に基づく植民地統治を用意したのは、どのような学問だったのか。伊波普猷が生んだ〈沖縄学〉の分析を通して明らかにする。ミッシェル・フーコーによるエピステモロジーと「知と権力」のアプローチを援用し、伊波普猷の〈沖縄学〉の認識論的条件を問う。そこで明らかになるのは、近代日本における〈民族〉、つまり集合的生命・身体を対象にする人間諸科学という学問の近代日本における成立と変遷、そしてそれが日本の帝国化と植民地政策に与えた意味である。